コラム

エラスチンとコラーゲン、それぞれの働きについて

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美肌成分として知られているエラスチンとコラーゲンですが、それぞれどのような働きをしているかご存知でしょうか。
今回はエラスチンとコラーゲン、それぞれの役割について詳しく見ていきましょう。

 

エラスチンもコラーゲンもどちらもたんぱく質です。
しかしエラスチンは弾力性と伸縮性が高く、コラーゲンは強度が高いという点が異なります。
また皮膚に含まれる割合にも違いがあり、エラスチンは2~5%ほどですが、コラーゲンは70~90%ほど含まれます。
このようにコラーゲンが大半を占める皮膚ではありますが、強度の高いコラーゲンだけではハリのある肌は生まれません。
弾力性と伸縮性の高いエラスチンがコラーゲン同士を繋ぐことで、しわやたるみのない、ハリのある肌を生み出しているのです。
またエラスチンとコラーゲンの両方が存在する部位は皮膚だけではありません。
例えばアキレス腱も肌と同じく、コラーゲンが多くエラスチンが少ないという構成です。
一方、血管や靭帯においてはエラスチンの割合が多く、血管は50%、靭帯は80%近くがエラスチンとなっています。
しなやかでありつつも丈夫さが求められる皮膚やアキレス腱ではコラーゲンが多く、柔軟でしっかりと伸び縮みする必要がある血管や靭帯ではエラスチンが多いということですね。
エラスチンとコラーゲンはどちらも自身の持つ特性を活かしながら、お互いに支えあっているのです。

 

体内のエラスチンとコラーゲンは年を重ねるにつれ減っていきます。
そのため積極的に摂取する必要がありますが、エラスチンやコラーゲンを多く含むすじ肉や軟骨といった食材だけで十分な量を摂るのは簡単ではありません。
そこでおすすめなのがサプリメントです。
エラスチンやコラーゲンに加え、ヒアルロン酸やビタミンなども含まれたものなら効率的ですね。
就寝前の摂取でさらに高い効果も期待できます。
またエラスチンやコラーゲンを減らす要因となる紫外線や喫煙、ストレスはできるだけ避けましょう。
美容や健康のためにも、身体に欠かせない成分はサプリメントで上手く補っていきましょう。