コラム

骨がもろくなり骨折しやすくなる骨粗しょう症はよく知られる病気です。
しかし骨粗しょう症のように肌がもろくなる「皮膚粗しょう症」が存在するというのは、あまり知られていないのではないでしょうか。
今回はそんな皮膚粗しょう症についてご紹介します。

肌はコラーゲンをはじめとする様々な成分から出来ていますが、これらの成分は加齢や紫外線、喫煙、ストレスなどによって減少します。
成分不足でスカスカの状態になった肌は乾燥し弾力もなく、しわやたるみが引き起こされます。
加齢は避けようがないものの、それ以外の部分に気を付けることで皮膚粗しょう症の予防・改善は十分に可能です。
まずはしっかりと栄養を摂るようにしましょう。
特に肌だけでなく全身で必要となるたんぱく質は不足しがちですので、肌にも行き渡るようにするにはたっぷりと摂らなければなりません。
新陳代謝を高めるなどの効果が期待出来るビタミンや鉄分も積極的に摂取したいですね。
高酸化作用のある食材もおすすめです。
反対に糖質や酸化油を過剰に摂取しないようにすることも心掛けましょう。
次に紫外線を浴び過ぎないようにしたり、なるべくストレスが溜まらないようにすることも大事ですね。
煙草もやめましょう。
皮膚粗しょう症は単なる美容問題の一つと思われるかもしれませんが、肌が衰えるということは他の部位も衰えつつあると言っても過言ではありません。
皮膚粗しょう症と共に、全身の健康もケアしていきたいですね。

皮膚粗しょう症を防ぐために欠かせない成分の一つがエラスチンというたんぱく質です。
高い弾力性と柔軟性を持つエラスチンが、しわやたるみのない若々しい肌を保ってくれるのです。
食事で十分なたんぱく質を摂りつつ、サプリメントでエラスチンを摂取すればより高い効果が得られるでしょう。
美容や健康が気になる方は、ぜひエラスチンを取り入れてみてください。